キャラクター講座
キャラクターを作りたい!
こんにちは!アミークス広報担当です!
しばらく前に、ゆるキャラブームが巻き起こりましたが、
「ウチにもキャラクターが欲しいなぁ…」と思っている事業所の方もいらっしゃるかと思います。
でも、プロにお願いするにも、外注のやり方が分からない。
調べてみたら、料金も結構かかりそう…。
そうなると、「じゃあ、自分たちで作っちゃおうか?」という流れになったりするわけです。
本来のキャラクターデザインは、コンセプトを元に企業イメージや今後の展開、周りにどんな影響を与えたいかなどを考えながら作っていくものなのですが、個人で作る場合はかなりハードルが高くなってしまうので、ここでは簡単に導入できるポイントをお話ししたいと思います。
まず、キャラクターの案を考える
兎にも角にも、最初はキャラクターの案を複数案出します。
「え?最初から描いちゃうの?」と思うかもしれませんが、
1種類の完璧なキャラクターを作ろうとして悩むよりも、
複数の案(ラフ)を描いてから考えて整える方が良かったりします。
「ウチの事業所は何となくネコかなぁ」とか「柔らかい感じのイメージがいいな」などなど、
何となくピンときたイメージを描いていきます。
今回は、前回の記事で予告していた「アミークスキャラクターコンテスト」で、
惜しくも紙面に載せることができなかったキャラクター達を例に、再構築しようと思います。
「ちゃんと分かるようにしないと…」現象。
アミークスキャラクターコンテストのお題は、
「アミークスをキャラクター化する」というものだったのですが、
お2人とも、かなり頭を悩ませて描いていましたね。(上図)
共通点としては、文字を取り入れることでAMICUS(アミークス)を表現しようと試みている部分がうかがえます。良いアイディアなのですが、反面、キャラクターの表現度に制限がかかっているようにも見えますね。
おそらくですが「ちゃんとアミークスのキャラクターって分かるようにしなきゃ!」という気持ちから、
一発で分かる文字情報を選んだのかな思います。
実を言うと、ロゴや絵の中に文字情報を全部入れるのって、結構難しいんですよね…。
字を優先すると、キャラクター性が失われ、キャラクターを優先すると今度は字の視認性が失われます。
何とももどかしい話です。
キャラクター作る場合、「ちゃんと作らなくっちゃ!」という気持ちは一旦置いといて、
最初はゆる〜い気持ちで描いていきましょう!
「この要素は入れたい!」という特徴を挙げる
キャラクター案が完成したら、描いたキャラクターたちの特徴を挙げていきましょう。
選ぶポイントですが、可愛くなりそうな要素や特徴的な形をピックアップすればOKです。
「ここがこのキャラクターの魅力!」なポイントを探りましょう。
ちなみに、ポイントは数点に絞りましょう。欲張ってはいけませんよ。
描いてみたけどちょっと違和感がある部分を直す
次に、身体のバランスを見てみましょう。
バランスを整えるときは、一通りキャラクターを描いてから調節してくださいね。
描いてる間に細かくバランスを取ろうとすると、細かい部分にばかり目が行ってしまい、進まなくなってしまいます。
一通り描ききってから調整です。これ、結構大事なことなんです。
調整は、主に骨組みなどを見るのですが、絵の練習をしないとなかなか身に付かない部分です。
バランスを見るやり方として、キャラクターをシルエットにするのも手ですよ。
判断基準としては「これがあると可愛くなくなっちゃう」とか「ここを変えるとかっこいいかも?」ぐらいな感じでOKです。なるべく、近くで見たり離れて見たりを繰り返してバランスを調節しましょう。
完成!
以上を踏まえた上で、修正したのがこちら!
どうでしょうか?キャラクター感、増したでしょうか?
まとめ
キャラクターを作る時は、
・何となくなイメージを、肩の力を抜いて複数体描く。
・外見や特徴は情報を詰め込むよりも、ポイントを絞ること。
・「かわいい」や「かっこいい」を判断基準にしつつバランスを調節すること。
この3点を目安にキャラクターを作っていきましょう!
「ウチにもそろそろキャラクターが欲しいなぁ…」と思っている施設や事業所の方!
是非、キャラクターを制作する際の参考にしてみてくださいね~!
ちなみに…
スタッフのご家族の方も、アミークスのキャラクターを描いてくださったようです!
ちょっと宇宙人っぽいところが素敵!